Lightsaber bag
- flowerbag
- 2018年8月22日
- 読了時間: 2分


amebaブログの↓Q&Aの
なかに書いた好きな本
蒼穹の昴
その続編の天子蒙塵を
いま読んでいて
第一部は溥儀と別れた文繍の回想が主
私はラストエンペラーが好きで溥儀の わが半生を読んで
それから
清王朝を描いた蒼穹シリーズにとっぷりとはまったのですが
あたりまえのことだけど
溥儀の側からと文繍の側からと見た
崩れ去る王朝のころの
おおきな流れは
色も景色もちがっていて
このシリーズの
いちばんの面白さは
いろんなひとの いろんな立場の
それぞれの
視点で物語が
つづくところ
縦と横
したからも
ななめからも
いくせんの糸が
紡がれて
織り成される
おおきな歴史のながれ

ほんの一本の糸の
ひとりの人の気持ちや一生は
おおきな舞台で
スポットライトをあびないけれど
その
一本のひかる糸の剣を
すくいとって描く
ところが
やさしくて ひろくて
心と目線が
作者は女性ではないのに ないからか
新王朝でも幕末でも
おんなのひとの台詞が
とても凛として美しく
そのような視点で生きたいと思う
よむたびに
『だからあなたも 嘆いてはなりません
これは運命ではない
あなたも玲玲も そしてわたくしも みずからの手で人生を開きました
けっして天の設えたもうた運命ではない
ひとりひとりの人生を』
(浅田次郎 天子蒙塵)
そんな浅田次郎の 輪違屋糸里 をお好きだと以前
話しておられた
ブロガーさんPaoさんの
bagを
おつくりさせていただきました

わたしはブログをはじめて
いろんな場所の
かたとお話したりするたびに
それぞれの場所で
毎日をすごしておられるかたと
ふつうならすぐに会える距離ではないのに
糸と糸が
交差する
交差した場所で
ひかる
そんなふうに感じます
歴史とか
ブライスちゃんとか
昔の曲だとか
おなじものが好きなのと
それに 自分では思いつかないことなどを
気づかせてもらうと
なおさら

たくさんのビジューを縫い付けて
うちがわを
ゼブラの
おとなっぽい仕上げにしたbagの
Paoさんは
ビジューみたいに
たくさんのひかる
剣を
気負いなく
さらりとみせてくださる
かっこいいおねえさん

お好きな新撰組にまつわる場所を
いつかいっしょに
巡れたら
いいな



シルバーのチェーンには
黒のスウェードのタッセルを
つけました

中布にはポケットつき

毎日にがんがん
つかってもらえたら嬉しいです
古い街にすむ私には 毎日がおまつりなの?と思えたほどの たくさんの
人が行き交う
遠い街で

Love


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